ピラティスを教える立場になりたい、という方の指導者養成コースの無料説明会&体験会に参加しました!
内容や、体験会についてお伝えします。
・basiピラティスの養成コース説明会は、2019年5月は、東京/大阪/名古屋/北海道で開催されています。
・岩手/札幌/仙台/福岡は、電話やSkypeなどのオンラインで説明を聞くことができます。
・説明会は無料で、説明会1時間とマットのグループレッスン体験1時間となっています。
・説明会に参加しても勧誘はなく、話を聞き、資料をもらい検討することができます。
・basiピラティス無料体験会の申し込み、養成コースの申し込みはこちらです
・basi養成コース無料体験会申し込み
・BASIピラティス養成講座
目次
無料説明会&体験会に必要な持ち物
無料説明会&体験会は、2部制となっており、1部が説明会、2部は実際にマットグループレッスンを体験することができます。
1部で必要なものは、筆記用具です。
資料は当日、下記のものをいただきました。
・basiピラティス指導者養成コース(12枚の冊子)
・basiピラティスインストラクター養成コース
・ピラティスインストラクター大募集(1枚)
2部の体験会で必要なものは、ピラティスのレッスンを体験するときに必要なものになります。
・動きやすい服装
・フェイスタオル
・お水(スタジオにウォーターサーバーがあります。)
ピラティス養成講座体験会に参加するのはどんな人?
インストラクター養成コースというと、ハードルが高め、な感じがしますが、当日、参加されていた方々は、私を含め、約5人から6人くらいでした。男女比率でいうと、女性が多めで1対9の割合でした。
ピラティスのクラスを受講しても、男女比は、1対9とか、2対8くらいなので、インストラクターを目指す割合も同じくらいなのかもしれません。
・basiピラティスのマットコースを3年受講していた方
・ほかのピラティススクールで週1回から2回くらいレッスンを受けていた方
・インストラクター養成コースの、モデルになったことがあり、今レッスンを受けている方
・医療従事者の方
・ダンサーの方
と、ピラティスを習っている方や、ダンスやヨガを経験している方などが多かったですが、医療にいかしたい、という方もいて、目的は様々でした。
basiピラティス指導者養成コースの種類と、人気のあるコースについて
まず、説明会では、basiピラティスの説明を聞きました。
ピラティスとは、また、basiピラティスとは
ピラティスの始まり
ピラティスは、ジョセフ・ピラティスさんが第一次世界大戦中に在外イギリスで拘留され、収容所で拘留者たちに日課のエクササイズを指導していたことが発端となっており、当時は「コントロロジー」と呼ばれていました。
「コントロロジー」とは、体をコントロールすることや、気持ちの安定を表します。
ピラティスさんがエクササイズを行ったとき、スペイン風邪(インフルエンザ)が流行りましたが、エクササイズを行っていた囚人たちは、誰一人かからなかったそうです。
「ピラティス」という名前になったのは、ピラティスさんが亡くなってからのことです。
ピラティスさんは、その後、知り合った看護師の妻とアメリカにスタジオを開きます。
そのスタジオは、バレエスタジオの近くだったことから、生徒はバレエダンサーが多かったとのことです。
basiピラティスとは
basiピラティスは、ラエル・イサコウィッツ氏が創設しました。ピラティス氏のメソッドを忠実に守りつつも、芸術的、科学的に現代人の身体に必要な方法をとっています。
無駄な動きを作らないFlow workを達成させる10原則がBASIメソッドの特徴です。
- Awareness「気づき」
- Breathing「呼吸」
- Balance「バランス」
- Concentration「集中」
- Control「コントロール」
- Center「中心」
- Efficiency「能率」
- Flow「継続した流れ」
- Harmony「調和」
- Precision「正確性」
Basiメソッドは、どのスタジオにも掲げられていました。
また、ラエル氏はブロックシステムを考案し、ピラティスレパートリーの何百ものエクササイズを11のブロックに分けています。
- Worm-Up
- Foot Work
- Abdominal Work
- Hip Work
- Spinal Articulation
- Stretch
- Arm Work
- Leg Work
- Full Body Integration
- Lateral Flextion / Rotation
- Back Extention
basiピラティス養成コースとは
basiピラティス養成コースは、アメリカの団体で、日本では「株式会社ぜん」がライセンス契約を行っています。
(ぜんは、訪問看護ステーションやスタジオ事業(zen place pilates,zen place hot yogaなど)を全国で100スタジオ以上運営しています。)
basiは30年以上、インストラクターを要請するティーチャートレーニングと教育を行ってきています。
現在は世界20か国以上、65以上の地域で養成コースを提供しているため、basiの資格保持者は世界中で活躍をすることができます。
他団体に比べスタジオが多く、アドバイスがもらいやすいのが特徴です。
また、ライセンス更新がない、ということもメリットの1つかとは思いますが、継続教育としては、ワークショップを定期開催していて、世界各国の優秀な指導者から学ぶこともできます。
ワークショップの内容と値段
出典:https://www.bodymindspiritresearchlab.com/
ちなみに、ワークショップですが、値段は2,000円から3,000円のリーズナブルなものから、15万円ほどの高額なものもあるということでした。
海外の講師も招かれますが、英語ができなくても通訳の方がいるということです。
講座はこちらで探すことができます➡https://www.bodymindspiritresearchlab.com/
ワークショップの一例
・はじめての解剖【7月・9月・11月コース】
・高齢者のためのピラティス
・妊娠中と産後のためのピラティス
・ティーチング指導力アップのためのワークショップ
basiピラティス指導者養成コースの種類
コースは下記のものになります。
Mat指導者資格コース<基本コース>から始める方が多いとのことでした。1時間の説明会の中でも主にMat指導者のクラスの説明が多かったです。
マットインストラクターを目指す場合
59種類のマットエクササイズの理解と習得を目指します。
・Mat指導者資格コース<基本コース> 土日集中コース
金額:306,000円【申込金4万円込、1回、2回の分割もOK】
日程:全6日(6時間/日)+試験1日
期間:3か月
内容:総時間数36時間+試験1日+課題
・Mat指導者資格コース<サポート付コース>平日コース
金額:450,000円【申込金4万円込、1回、2回の分割もOK】
期間:3か月
内容:総時間数36時間+試験1日+課題
※サポート付コースは現在は行っていなくて、冬以降開催の予定ということでした。
サポート付コースは、マットが1枚ついてくることと、プライベートレッスンが10回受けられます。
・「自己実践100時間」(モジュール1~)…初日に配布物で契約書、ブロックシステム、解剖学/ムーブメントのテキスト、ログシートがついてきます。スタジオでレッスンを受けた、家で行ったなどが1時間しっかり行うことで1カウントになり、ログシートに記録していき、合計100時間必要になります。
・「Teaching30時間」(モジュール4~)…健康でピラティスの経験のない複数の方(2~3人)に教えます。
・「Observation20時間」(モジュール4~)…basiのスタジオのレッスンを20時間分、見学します。自分でスタジオに電話で予約します。
・「ファイナル試験 筆記・実技」…実技は、59種類のマットエクササイズの中から2~3種類が出題されます。筆記に関しては、初日の配布物をきちんと勉強すれば、合格できるレベルということです。70%以上が合格です。
・「Evaluationテスト(認定試験)」…teachingのテストを行います。「teaching」で教えたクライアントの中から、1番練習量が多い人に教えるところをテストされます。クライアントは緊張する、ということが多いらしいのですが、認定試験は、クライアントに講師が最大限に動けるかどうかをテストしているので、クライアントの能力は関係がありません。再試には、12,000円必要になります。
これらを1年以内に終了させます。
マシーンインストラクターを目指す場合
マシーンインストラクターは、マット指導者資格を持っていることが条件になります。
ピラティスマシンのすべて(Reformer/Cadillac/Chair/Barrel/Spine Corrector)を理解、習得を目指します。
・Machine指導者資格コース
金額:556,000【申込金4万円込、1回、2回の分割もOK】※Machine基礎コースのワークショップを受けると、20万円引きの356,000円になります。ワークショップは別料金です。
期間:6か月
内容:総時間数72時間+試験1日+課題
・「自己実践200時間」(モジュール1~)
・「Teaching170時間」(モジュール7~)
・「Observation80時間」(モジュール7~)
・「ファイナル試験 筆記・実技」…70%以上で合格になります。
・「Evaluationテスト(認定試験)」…不合格の場合は、再試(有料)になります。
これらを1年以内に終了させます。
マット・マシーン両方のインストラクターを目指す場合
・Comprehensive指導者資格コース
Mat指導者資格コース+Machine指導者資格コース
金額:810,000円
「+Machine基礎コース」…セット受講の場合は821,000円」【申込金4万円込、1回、2回の分割もOK】
期間:全20日
Mat 36時間+試験1日+課題/3か月
Machine 72時間+試験1日+課題/6か月
内容:総時間数108時間+試験2日+課題
Matコース
・「自己実践100時間」(モジュール1~)
・「Teaching30時間」(モジュール4~)
・「Observation20時間」(モジュール4~)
・「ファイナル試験 筆記・実技」…70%以上が合格です。不合格の場合は再試(有料)になります。
Machineコース
・「自己実践200時間」(モジュール1~)
・「Teaching170時間」(モジュール7~)
・「Observation80時間」(モジュール7~)
・「ファイナル試験 筆記・実技」…70%以上で合格になります。
・「Evaluationテスト(認定試験)」…不合格の場合は、再試(有料)になります。
これらを1年半以内に終了させます。
マシーン基礎コース(ワークショップ)
このクラスは、Machine指導資格者のための事前ワークショップです。
Reformerや、Cadillacの使い方を学びます。
対象:Mat指導者コースの授業終了された方
「Reformer」リフォーマー
・Reformer2Days
日程:全2日(6時間/日)
料金:79,500円
・Reformer4Days
日程:全4日(3時間/日)
料金:79,500円
「Cadillac」キャデラック
・Cadillac 2Days
日程:全2日(6時間/日)
料金:79,500円
・Cadillac 4Days
日程:全4日(3時間/日)
料金:79,500円
BASIピラティスインストラクター養成コースを受講する方への注意点
・インストラクター養成コースの日程は決まっていて、お休みしても予備の日は1日設けられていますが、急にお休みしなければならない場合もあるので、すべての日程を通うことができるかどうか確認してから、申込むことをお勧めします、ということでした。
もし、下記の日程に行けない場合の追加でかかる費用は、1モジュール当たり20,000円となっているとのことです。
BASIピラティスインストラクター養成コース2019
マット資格コース
コース名 | 開催日 | 筆記+movement試験日 | 場所 |
ピラティスマット資格コース (土日集中コース) |
6月1日(土) 各日7:00-10:00 |
9月8日(日) 8:00-15:00 |
銀座 |
ピラティスマット資格コース (土日集中コース) |
7月20日(土) 7月21日(日) 8月17日(土) 8月18日(日) 9月14日(土) 9月15日(日) 各日8:00-15:00 |
10月19日(土) 8:00-15:00 |
五反田 |
ピラティスマット資格コース (日曜集中コース) |
9月1日(日) 9月22日(日) 10月13日(日) 10月27日(日) 11月10日(日) 11月24日(日) 各日8:00-15:00 |
12月8日(日) 8:00-15:00 |
五反田 |
ピラティスマット資格コース (土曜集中コース) |
10月12日(土) |
1月11日(土)8:00-15:00 |
五反田 |
マシン基礎コース(他流派のマット卒業生も受講できます)
コース名 | 開催日 | 場所 |
マシン基礎コース (Reformer 2Days) |
【1月】26日(土)/27日(日) 【2月】21日(木)/28日(木) 【3月】30日(土)/31日(日) 各日 9:00-16:30 |
本郷3丁目 |
マシン基礎コース (Cadillac 2Days) |
【2月】16日(土)/17日(日) |
中目黒 |
マシン資格コース<他流派のマット卒業生も受講できます>
コース名 | 開催日 | 試験 | 時間 | 場所 |
ピラティスマシン資格コース |
5月25日(土)
|
<中間試験> 7月6日(土) <最終試験> 9月7日(土) |
8:00-15:00 | 五反田 銀座 中目黒 |
・養成コース制限定で、10,000円/月で、basiピラティス(現・zen place pilates by basi pilates)のレッスンの行き放題のプランがあります。
basiだけではなく、系列グループの下記のレッスンも他店舗利用料300円を払うと受講することができます。
・zen place pilates (旧ピラティススタイル)店舗55スタジオ
・zen place(旧ヨガプラス)店舗19スタジオ
・zen place hot yoga(旧ビクラムヨガ) 店舗
体験会の感想
今回は、初心~初級 Pre-Beginner Basicに参加しました。別記事にて記載します。
マシーンのグループレッスンの記事はこちらになっています。
・basiピラティスのマシーンレッスンを体験!やり方や効果は?
basiピラティス指導者養成コースの無料説明会・体験会のまとめ
・basi(バシ)ピラティス指導者養成コースの無料説明会、体験会では、ピラティスの歴史から、コースの概要までを1時間で説明してくれます。
・1番人気のある「ピラティスマット資格コース」が主になります。
・また、ウエアを持参すると無料説明会後に、マットのグループレッスンを体験することができます。
・自己実践や、teachingなど、学ぶことや実践することが多いので、簡単に取得できる資格ではないので、説明会に参加し、内容を確認することをお勧めします。
・こちらの公式サイトより申し込みが可能です。
インストラクター養成講座の説明会は、少人数でアットホームな感じで進み、質問もしやすかったです。
今回説明をしてくれたインストラクターさんは、ご自身がはじめにTeachingの生徒(モデル)になったことからピラティスを習い始め、インストラクターの資格を取得したということでした。
私のピラティス経験は、ホットヨガのカルドでのホット環境でのピラティスのクラスや、ジムやピラティススタイルでの体験、また、リフォーマー(マシーン)を使ったレッスンも体験しました。
腰痛持ちで、反り腰ですが、ピラティスを行うと、レッスン後に腰を痛くすることもなく、レッスンも早く、たくさん!というわけではないので、じっくりと自分と向き合い、筋力を高めていけると思いました。
無料説明会に参加したからと言って、勧誘は一切なく、インストラクター養成講座の概要を聞くことができるので、インストラクターを目指したい、という方や、ピラティスの動きをダンスやヨガのレッスンに役立てたい、という方も1度参加してみてはいかがでしょうか。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。