NHKのあさイチで日焼け止めの正しい塗りかたの特集をしていました。以前も、腕や足への塗り方の特集をしていましたが、日焼け止めも日々進化しており、塗り方にもトレンドがあるそうです。
目次
日焼け止めの正しい塗り方
大手化粧品メーカーの研究員が、「日焼け止めの正しい塗り方」について教えてくれました。
1.1円玉くらいの量を手のひらに出す
2.顔、5点(おでこ/両ほほ/鼻/あご)に置いて、指の腹を使って塗る
3.1円玉くらいの量をもう一度だし、2をする
4.手や足に塗る場合は、線のように伸ばして塗る
しっかり、たっぷり塗ることが大事です!
足や腕には、
線を引くように日焼け止めを付けます。
足の甲やひざの裏などが塗り忘れ安いので、注意する。
正しく塗らないと…効果は?
SPF50の日焼け止めを使っているから少量でいいや、と思い、量を減らしていることがありませんか?
※東海大学の教授が調べた結果、規定量の4分の1だと、紫外線を防ぐ効果は10分の1になってしまい、効果はSPF50のものでもSPF5くらいの効果になってしまいます。
※竹下秀さん(東海大学 工学部 光・画像工学科 准教授)
SPF値はどのくらいがいいの?
SPF値が高いからといって日焼けしないわけではありません。
日焼け止めは、紫外線を浴びる時間で考えましょう。
SPF50は、海外のリゾート地に行く場合、日常の生活(お散歩や買い物)の場合は高い数値は必要ありません。
SPF値が高いと、値段、ごわつき、肌への負担も変わってくるので、先ほど書いた、「正しい塗り方」を実践することが大事です。
日焼け止めの種類
日焼け止めには様々な種類があります。
・クリームタイプ
・ジェルタイプ
・スプレータイプ(メイクの上からでもできる)
・飲む日焼け止め
飲む日焼け止めは、飲むことで肌自身がダメージを受けにくくするものですが、他の薬を飲んでいる場合、組み合わせとしてダメなものもあるので、医師に確認したほうが良いそうです。
【重要!】化粧下地、BBクリームに入っているUV効果ってどうなの?
今回、1番ためになったのは、この部分の話でした。
残念ながら、化粧下地には、紫外線を防ぐ効果は…ほとんどない、とのことです。下地のUVは、あくまで補助的なものと、考えたほうが良いとのことです。
例えば…下地に書いてる塗る量は、下地の役割としての量であって、日焼け止めとしての量ではありません。なので、塗り方によっては日焼け止め効果が6分の1になってしまうこともあります。
☟これは私が使っているソフィーナのプリマヴィスタの化粧下地です。箱の横にも使用量の目安が書いてあり、直径15㎝くらいが使う量ということです。見た目は1円玉くらいですが、化粧下地は1度しか塗らないので、日焼け止めとしての量だと不足していることになります。
日焼けをしたくない場合は、下地やBBクリーム、ファンデーションだけでなく、日焼け止めを塗るのが大事です。
手を汚さない!簡単塗り直し術
教えてくれたのは、濱田マサルさん(ヘア&メーキャップアーティスト)です。
用意するもの
・スポンジ
・ブラシ
・コンシーラー【SPF効果があるもの】
・チーク
・お粉【SPF効果があるもの】
・ミスト状の化粧水(下の画像にはありません)
です。この方法でメイク直しをすると、
・くずれにくく
・簡単
・手が汚れない
そうです。手が汚れないというのは、外では重要ですよね。
治すポイントは?
メイク崩れで直したほうがよいのは、
・小鼻のまわり
・頬の広いところ
です。この部分を徹底的に治すと、見た目が変わります。
汗をかいたら…
汗をかくと、メイクが浮いてしまいます、それをハンカチや手で触ると、メイクが落ちています。
使うのは、スポンジです。
1.ミスト状の化粧水をかける
まず、ミスト状の化粧水を顔全体に書けます。
2.スティック状の美容液やコンシーラーでメイク直し
スティック状の美容液やコンシーラーを使って、メイク崩れしたところをくるくるとして、メイク直ししたいところより1㎝くらい広めに塗ります。
もともとメイクをしてあるところと、直すところ、坂道(グラデーション)になるように直し、ブラシで伸ばしていきます。
伸ばし方は、ハンコを押すようにトントンと抑えていきます。軽く、押す感じです。
塗るところは、シミのできやすいゾーンの目の下のほほの部分です。
目の下のギリギリの部分は塗ると、厚ぼったくなったり、ちりめんジワになるので、あまり塗らないようにしたほうがよいとのことでした。
スポンジより、ブラシを使う理由は、ブラシのほうが艶感が残り、ナチュラルになります。
また、パウダーファンデーションで直さない理由は、コンシーラーがカバー力があるからです。
これで、化粧直しができて、手も汚れず、UV効果がある
最後にチークをつけ、最後はSPF値の高いお粉で仕上げをしていきます。
3.Tゾーンはお粉で直す
Tゾーンは、お粉でメイク直しをすると、その後汗をかいたときでもきれいに崩れます。
きれいに崩れる、というのも大事なこと、とのことでした。
メイク用品とオススメの日焼け止めのタイプは?
日焼け止めには様々なタイプがありますが、日焼け止めを塗った後に、メイクをして、化粧品がぽろぽろとカスになるようなものは、メイク用品と、日焼け止めがあっていないということも考えられます。
オススメは、クリームタイプで、多少あぶらっぽく肌にのるもの、とのことです。
洋服に日焼け止めをつきにくくするには???
日焼け止めを塗ると、服についてしまう場合がありますね。
その場合、日焼け止めの上にベビーパウダーを塗ると、洋服につきにくくなります。
また、日焼け止めがついた洋服を、塩素系漂白剤で洗濯をすると、ピンク色に変色してしまいます。
これは、日焼け止めの紫外線吸収剤と、塩素系の洗剤の次亜塩素酸ナトリウムが化学反応を起こすからです。
紫外線吸収剤が入っていない日焼け止めも売っているので、そういったものなら変色は防げるかもしれません。
最後に
私は日焼け止めがべたべたして苦手で、UV効果のある化粧下地を使っていたのですが、それでは足りないということがわかりました。
今後は正しい量を塗って、日焼けしないようにしたいと思います。
以前、ポーラのエステで敏感肌ということがわかったので、今は、ポーラのAPEXの日焼け止めを使っています。
APEXのシリーズは敏感肌でも使える、肌に優しいシリーズなので、これを塗って肌荒れすることはありません。
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。